電気工事士で一人親方になる|資格は第二種電気工事でじゅうぶん|1級電気工事施工管理技士は必要ない理由

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電気工事士で一人親方になる|資格は第二種電気工事でじゅうぶん|1級電気工事施工管理技士は必要ない理由

電気工事士として、一人親方を目指すなら第二種電気工事士で十分です。第二種電気工事士は工業高校でも資格取得が可能ですが、私のオススメする取得方法は職業訓練校で失業保険を受給しながら取得・さらに第一種電気工事士を平行して受験する方法です。

第二種電気工事士を取得したら経験をつんで、早めに独立する。

第二種電気工事士を1年で取得する。

第二種電気工事士を取得するのに、一番のオススメ方法は職業訓練校で勉強することです。職業訓練校は3月に受験し、4月に入学すると、約1年間訓練校で学び、資格を取得することが可能です。第二種電気工事士の資格を受験するのに経験・条件はありません。参考書を買って独学で受験することも可能ですが、二次試験は実技試験がありますので、できれば工具をそろえたり、先生に教えてもらえる環境があると良いでしょう。

私が職業訓練校で電気の勉強をしているとき、訓練高校の先生が第二種電気工事士の最年少取得者は小学2年生と言っていました。分数が出てきたり、アルファベットがでてくるので、本当にスゴイと思いました。ですが、誰でも取得できると思って勉強すれば容易に取得可能できると考えられます。

第二種電気工事士を取得したらとりあえず就職します。若ければ若いほど就職は難しくないでしょう。建設業は常に人手不足、また高齢化しているのでそこまで再就職も難しくないでしょう。材料の種類をある程度覚え、施工方法に慣れるように道具を使い、建築の工程にそって配管・配線・埋込ボックスを施工(工種ごとの順番施工)する。機器を取り付け、試験調整検査を済ませて引き渡しとなります。作業・工程の流れを覚えたら、独立しましょう。

第一種電気工事を取得し、施工管理技士(公共工事の主任技術者になれる資格)を取得してから独立をする必要はありません。一人親方は代理人(元請け)を作業などで補助する役割です。書類を作成したり、建築との打ち合わするという経験が絶対必要というわけではありません。必要最低限の資格を持ち、ベテランの人の施工を補助できて、なんでもやるぞという気持ちがあればOKという事になります。(吸収力・向上心・気遣いさえあれば、重宝される。)ですので、第二種電気工事を取得したら3年程度実績をつみ、すぐに独立しましょう。

hito_rioyakata
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一人親方って極端な技術力はいらない!使える人になることが重要。

私は元々工業高校を卒業したわけではありません。平均点な学生で、偏差値50程度の平凡な普通高校を卒業しました。そんな私が第二種電気工事士を取得した方法をお伝えします。

Fラン大学を卒業後22才、新卒で営業職として就職しました。もともと若い人でも評価されたり、下剋上的なものに価値観をもち、年功序列的な働き方が嫌いでした。ですから、就職活動でも若い社員が活躍している会社を好んで面接を受けていました。特に資格があったわけでもなく、営業職しか道はありませんでした。

建築関係の会社にルート営業をする会社に就職した私は、毎日8時~21時まで働き、月末など繁忙期は夜中0時もあり、土日は上司との飲み会、ゴルフのお付き合いなど、まさに社畜(ブラック企業)でした。さらに中間管理職になると責任が増え、失敗するとクビになったり、嫌がらせを受ける姿をみて、この会社で長い事働くことに限界があると思っていました。

そんな中結婚をきっかけに、プライベートの時間が必要だと考えるようになりました。建築関係の会社にルート営業していた私は、お客さんの若い人が17時には帰る姿を見ていました。(うらやましかった)

そうか!資格を取得しゆくゆくは自分の会社を持てばいいんだ!そう思うようになりました。

しかし、今から資格を取得するにはどうすればいいのだろう・・・。

ある日友人から職業訓練校の話を聞きました。再就職をサポートしてくれる、公的機関で無料で授業を受けれる他、逆に退職金を毎月受給しながら、資格取得できるとんでもない学校でした。

2006年から務めた営業職を、2010年2月に退職し、3月に願書を提出し、受験(中学生レベル)面接を経て、無事合格。退職金の手続きを行ったら1か月後に退職金を貰えました。

1年間の座学、実技講習をまじめに出席したら卒業時に第二種電気工事免状取得する事になります。

卒業後第二種電気工事士を取得見込みという事から、並行して第一種電気工事士の受験も行います。筆記試験・実技試験を無事合格すると、第一種電気工事士の合格通知書をもらえ、就職先で5年間実務経験を得ると免状交付になります。かなりお得!

もちろん、独学で勉強(参考書等)して受験・合格の道でも第二種電気工事士は取得できますが、並行して第一種電気工事士の受験はできません。

電気工事会社に就職すると公共工事などの主任技術者として第一級電気施工管理技士が必要になります。

受験資格は第一種電気工事士を取得していれば誰でも受験可能です。

一人親方になるのに第一級電気施工管理技士は必要ありません。

なぜなら公共工事を入札・落札するのに第一級電気施工管理技士を持っている従業員が複数人必要だからです。文字通り一人親方ではどうにもできません。

以上のことから一人親方になるために必要な資格は第二種電気工事で十分ということです。

終わり・・・。

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