消防設備士の一人親方になると決めたら|元請けに人工賃の相談をする。|ステップ1|ロードマップ

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消防設備士の一人親方になると決めたら|元請けに人工賃の相談をする。|ステップ1|ロードマップ

消防設備士の一人親方(消防設備点検資格者の一人親方含む)として独り立ちすると決めたら、初めに人工(あなたの給料)を決めましょう。元請けに挨拶に行く際、元請けが一番気になることは、あなたに仕事を依頼する時の費用人工賃)です。

人工賃は各都道府県によって異なりますが、基本的には建設業の公共人工賃があります。その表をもとにあなたの地域の相場に近づけるようにしましょう。

国土交通省のホームページより引用、令和4年度の電気工事士、労務費から計算。

元請け(お客さん)に人工賃の相談をする際、都道府県の電気工事や水道工事の労務費を確認しましょう。その労務費の3割引き(7割程度)の人工賃で提案すると丁度よいでしょう。(私が電気工事士であり、警報設備の観点から今回の労務費を計算してます。)

例えば、電気工事士で九州地方の場合、労務費が20,000円程度になっていることが分かる。(国土交通省、公共工事設計労務単価、令和4年度を参照)式:2万円×0.7=1万4千円(1人工:14,000円)若干の誤差は取引先によって異なるが大体の相場になるだろう。この計算式より低い金額になるようなら元請け(お客さん)があまり良い金額で現場を受注していなかったり、下請けイジメをする可能性があるので、注意しよう。

私の提案する一人親方は手工具のみで、応援作業員を目的にしている。手に職をお持ちで、完工高で商談したい人にはあまりオススメできない。もし、試験器・測定器・電動工具・ねじ切り機などの技術料を請求したい場合は労務単価を満額請求しても良いでしょう。(第二種電気工事士等が多い)

消防設備点検は元請けの試験器を使用、補助作業員で現場を納めたいというケース(需要)が多い。警報関係に強い元請けは消火設備に強い応援作業員を必要とし、消火設備に強い元請けは警報設備の応援作業員を求めるような大きく分けると、2種類になることが多いように感じる。このような場合など、あなたの強みを生かした提案ができるでしょう。是非応援作業員の存在価値を高めるように日々業務に万進しよう。

結論(ステップ1):一人親方になると決めたら、あなたの人工賃を決める。公共労務費の7割程度で提案できる。

参考資料:国土交通省ホームページより2022年10月時点の「公共事業労務費・公共工事設計労務単価」

終わり・・・。

次回はステップ2の「請求書の提出方法」を解説。

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