消防設備士で一人親方になると決めたら|障害保険に加入する|電気工事士との違い|ステップ②

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消防設備士で一人親方になると決めたら|障害保険に加入する|電気工事士との違い|ステップ②

消防設備の作業に従事すると決めて、自分の人工賃を決めたら(過去記事を参照:人工賃の決め方ステップ①民間の障害保険に加入しましょう。電気工事士で一人親方になる人は各都道府県の(厚生労働省:一人親方専用保険)があるのでそちらをご確認ください。

点検作業の保険は補償範囲外の場合が多い。

建設業(電気工事士)の一人親方保険に加入できない。

私も一人親方(個人事業主)になると決めて準備をしているとき、作業中にケガをしたらどうしよう……。元請けに保険は加入しているのか等の問い合わせがあった場合どうしよう……。と悩んでいました。電気工事士で独立をする人は多いと思います。一般的な一人親方の保険、地元の建設業保険組合等に問い合わせをしたところ、消防設備の点検作業は保険の補償範囲外とのことでした。

(厚生労働省:一人親方専用保険)←建設現場などの一般的な電気工事士、消防設備士で一人親方として独立するならこの保険がオススメ!

残念ながら消防設備の点検業務に(主な作業が点検作業の場合)最適な障害保険は存在しないのです。

保険料は月々1,100円(390円+230円+480円)

消防設備点検業務にオススメの障害保険(民間:三井住友海上)

オススメは三井住友海上の障害保険!元職場でサラリーマンをしていた頃、一人親方(応援の方々)に保険会社を紹介していました。労災補償の無い一人親方が現場で万がいちケガをした場合ケガの状態はもちろんの事、治療費が心配ですよね。

一人親方の場合、下請けとして業務を委託していない場合がほとんどです。(応援として現場に入っている場合)現場の保険が使えない場合があります。ケガをしたなら一刻も早く治療を行う必要があり、その費用が早く被保険者に届くことが重要です。

実際現場で病気を患った方が、障害保険を活用したケースがありました。元請けとして会社には報告しましたが、危険作業などではなく、業務の延長での作業だった為、(因果関係の断定が困難だったのです……。)労災などを申請することはなく、民間の保険で対応してもらいました。その方は通院後、無事完治し現場に復帰しました。

必ずしも現場の保険が活用できるとはかぎらないので、(労災認定が困難時間がかかる場合がある)備える必要があります。

元請けによる保険加入の確認あり。

現場によっては入場者教育があったり、作業員名簿などの提出を求められることがある。保険加入の確認もその項目に含まれる。元請けは事故や作業員がケガをした場合、訴えられる事を避けたがる。公共事業の(発注先)の指名停止や、悪い風評を回避したい。なるべく事故があった場合何事もなく過ごしたいのが正直なところである。

民間の保険(障害保険)に加入していれば、事故があってもその保険を活用するので、「元請けを訴えることはないですよ」というアピールができれば、応援作業員として現場に入れてもらいやすいのである。

もちろん労災隠しは犯罪ですので、危険作業を要求されたときは確実に証拠をとっておくなど対策をしてほしい。

2011年~2021年私がサラリーマン時代、ケガや事故を目の当たりにしたことがあるが、元請けの指示を無視、(現場のルールを守らない)当人の怠慢な作業方法が理由で、ケガをする場合が多い。ほとんど労災には当たらないのが現状である。(自分の保険を使わないといけないケースばかりだ。)

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ルールを守らない・自分勝手な行動が、ケガの大半。自分の保険加入が重要!

(脚立作業は6尺まで。一人作業は原則禁止。現代、建設現場の元請けの安全対策は充実している。)

現場でのケガはお互いにメリットがありません。元請けの安全責任を追及したり、下請けとして今後仕事をお願いできなくなる場合もあります。(信用にキズがつきますよね……。)

まとめ:一人親方は民間の障害保険に加入しよう。

安心して応援作業員を現場に入れたい元請け・発注先においては、障害保険の加入は大きなアピールになる。建設現場の一人親方保険は対象外なので、(基本的に加入できない)民間の障害保険に加入するのだが、月額は1,100円程度とリーズナブルだ。

万が一、現場でケガや病気を患ったなら、給与の補償はない。さらに入院・通院などといった費用が発生するため、障害保険を活用し、リスクを減らす必要がある。

一人親方は(個人事業主)フロー型の収入のため、仕事でのケガや病気のリスクを避け、安全に毎日現場の為に努めなければならない。安心して作業に従事できるように障害保険に加入し楽しく仕事をしたいものだ。

今回オススメした三井住友海上のほかに、お世話になるお客さん(元請けや、協力業者)にオススメの障害保険を聞いてみましょう。ゼネコンさんやサブコンさんとお仕事をしている下請け業者はそれなりに情報を持っているでしょう。私の場合はサラリーマン時代の勤め先に保険屋さんを紹介してもらいましたよ。

終わり……。

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